油絵技法 質感を表す

2010.02.25.Thu
油絵技法 質感を表す (CULTURE SERIES)油絵技法 質感を表す (CULTURE SERIES)
(1994/06)
北条 章鍋島 正一

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絵を描くということは、意味を表すことという強い概念がわたしたち日本人にはあります。漢字をはじめ物事を記号化し、その約束事のなかに生きるような習慣をもっていますので、質感という概念も受入れられ難いのです。“ビンの格好をしているんだからガラスでできているに決まっているじゃないか。そんなのは描かなくてもわかってくれよ”というわけです。
 しかし、油絵は西洋の実証主義のなかに生まれた、非常に物質性の高い素材です。この本ではその感点から質感とはなにかを示しました。質感は油絵のすべてではありません。しかし長い間我々の間の盲点でもあったのです。-(北条 章)



 自分の中で、絵の技術書というと視覚デザイン研究所の「みみずくアートシリーズ」か、グラフィック社の「CULTURE SERIES」に大別されるんですが、以前紹介した『テンペラ画ノート』もみみずくアートシリーズだったりするので、今回はCULTURE SERIESから、この本を…(画像ないですが)。

 テンペラ画ノートもそうですが、この本も15年以上前の本だったりするんですが、書店や図書館でも結構見かけるし、地味に重版を重ねている名著です。新しい技術は新しい本がイイだろうし、新しい本はamazonなどでもレビューが結構あったりするので、こういった地味な名著を紹介することは意味があることだと思います。

 で本書なんですが、基本的には古典技法についてよく説明されていて、グレース技法など『テンペラ画ノート』と被る部分も多数ありますが、こちらはテンペラを使わず、題意の通り、油絵の持つ凹凸やボリュームを上手く利用したグレースを説明してあります。‥で、それ以上に作品のレベルが高いから、凄い参考になります!

 木の質感をどういう風に表したり、果実の質感はどうだ、金属の質感はこうだ、みたいに非常によく構成が練られています。多分我々がとりあえず油絵なら!と思い浮かべる理想がこういった絵なのではないでしょうか。

 印象派以降、油絵へのアプローチというのは非常に自由になりましたが、こういった絵にたちかえって、しみじみと色を塗り重ねて技術を研鑽することは非常に大切なことではないかと考えます。
 
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みんなのうた

2010.02.20.Sat
 最近自分の中でハマってるもの。。

それはNHK教育の「みんなのうた」です!
みんなのうたって子供の頃から何気なく見てたのに、まさか今頃ハマルとは…orz

で、知ってる人は知ってるかもしれませんが、総合の方は基本新曲で、教育の方は再放送なんですね。で、新曲の方は「ヒヨヒヨ☆ホー!」だとかかつお節だとかでご存知でしょうが、再放送枠で一曲80年代から結構選ばれてるっぽいのです。
 
 で、「まっくら森の歌」だとか「メトロポリタン美術館」なぞは良く話題になっているからご存知でしょうが、自分的にはやっぱり80年代といったらアップテンポな曲!

ということで、今月は「振り向けばカエル」が凄いおすすめです!
みんなのうたと思って聴いていたら、コードの進行や楽器に凄い洗練されたセンスを感じるのです!!さすが矢野顕子!!

やっぱりみんなのうたも80年代の楽曲がレベル高いなーと思うのは事実なのか、それとも自分の感性が腐っているからかはしりません・・・

ということで竹内まりやの伝説のアップルパップルプリンセスをどうぞ。
ドラムの高揚感がたまりませんよ!?






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