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アルコールと作家たち

2009.05.03.Sun
GWになりましたが、家で世界卓球を見ております。

アルコールと作家たちアルコールと作家たち
(2001/01)
ドナルド.W.グッドウィン

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 インスピレーションを生み出すほかに、アルコールは作家が執筆するための何らかの手助けをするのであろうか? もしそうなら――それは大きな疑問だが――相する場合には二つの方法が考えられる。
 執筆を始めるときと、筆をおくときの手助けになるようだ。(本文256P)


 アルコールと作家と聞くとまず第一に故中島らも氏が思い浮かぶのだが、この本はそうした作家にとってのアルコールの役割を如実に説明している。
 作家でなくても、作家にとってさえも、「書き続ける」ことは苦痛であり、しかしながら彼らを作家たらしめているものは、「書かなければならない理由があるから」なのである。


 誰でも作家である「必要」がなくなり、何か他のことができると決めたら、その方をすべきであると私は思う。執筆ということはひとつの職業ではなく、神のおぼし召しによる不幸な定めなのだ。芸術家が幸せであるとは考えられない。(本文258P)



 人は皆何かに依存して生活をしており、その中で「作家」という焦点を当てたときに、書くための手段として「アルコール」が浮かび上がる。あるいは精神安定剤なのかもしれないし、儀式なのかも宗教なのかもしれない。作家はしばしば孤独で、孤独の中にコミュニケーションを求めるからこそ書かなければならない。作家は書くために酩酊し、書くことで覚醒し、書くことを止めるために酩酊を求めなければならない。そうした孤独の中を生きている。







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